『最後のレストラン』という漫画がある。とあるレストランが舞台で、そこにはときどき、過去の偉人たちがタイムスリップしてやってくる。しかし、彼らは概ね「死の間際」のタイミングで来店するのだ。シェフ・園場は、疲れ切った彼らに、はたして望み通りの…
「未来」誌の原稿チェック用に、発行所からお借りしてきたもの。本当は、引用歌が合っているかどうかを見れば良い……だけなんだけど、気になるから読んじゃおう、そうしよう。 作中主体は、大学生くらいかなと想像しながら読んだ。途中までは、男性視点(とい…
読み終えた書名をメモするだけのやつ。「最近読めてないなぁ」を可視化することで、サボらないようになるといいな。あと、二度買いを予防したい。 『NHK短歌 シン・短歌入門』(笹公人) 『水歌通信』(くどうれいん、東直子) 『はるかカーテンコールま…
うちの子たち、「ディズニーのキャラクターにスクルージという名のお金持ちのアヒルがいる」(そしてそれはドナルドダックの伯父である)という知識はあるけど、その元ネタ、もしかして知らないな……? 気づいてしまったからには観ようじゃありませんか。映画…
話題の「8番出口」をプレイしてみたでよ~! 私がプレイしたのはSteam版。470円でDLできます。 地下通路から脱出するゲーム。脱出……といっても、「謎を解く」「道具を駆使する」みたいなやつではなく、「なんども同じ通路に戻らされる。異変がなかったら進む…
水の上に建つ一軒の家。そこには老人がひとりで住んでいる。ある日、老人は水の中に落とし物をしてしまい……。という、12分くらいの短い物語。 「風が吹くとき」みたいな不穏な内容のものを想像していたのだけど、だいぶ違った。(「風が吹くとき」も、あらす…
士官学校独逸語教授をつとめる男性・靑地は、旅先で親友・中砂と出会う。女殺しの疑いをかけられた中砂の身元を保証する靑地。そのまま旅館で一泊することになった二人は、そこで芸者・小稲と出会う。彼女は弟を亡くしたばかりだったが、その死体には不可解…
ここまで474曲。今日も1991年の続き。……本当は先週の分なんだけど、ブログを書く時間がなかった……。 1991年(4回目)・千の夜と一つの朝(ELLIS)・卒業(渡辺美里)・それが大事(大事MANブラザーズ)・タイムリミット(松任谷由実)・誰も知らないブルーエ…
前回の記録はこちらに。今回はP147~最後まで。 中城ふみ子賞の連作「さをりの空」は最後に収録されている。ほかに、Pokémon GOがテーマの「レイドバトル」などもあったのが驚きだった。 夫や子の話はしない不文律ゆるく守りて菓子を分け合ふ(P191)五欲な…
ここまで464曲。今日も1991年の続きを。 1991年(3回目)・さよならイエスタデイ(TUBE)・サンド キャッスル(松任谷由実)・Just U(米米CLUB) ・ジャングル プリンセス(PRINCESS PRINCESS)・少女時代(原由子)・情熱に届かない~Don't Let Me Go~(…
この夏の分をまとめて。 ひとつめ、「ZiO フォー」(吉祥寺店)の牛肉フォー。 →公式サイト スープに魚醤が入ってるのかな?辛みはないし、食べやすいのだけど、どこかエキゾチックな味がします。牛肉たっぷり。「牛肉フォー」だけで5種類ある(肉の部位が違…
私が次席を頂いた「第9回 中城ふみ子賞」の、大賞を受賞された方の第3歌集。受賞作「さをりの空」を含む397首が収録されています。 連作「さをりの空」は、「短歌研究」に掲載されたときにもちろん拝読していて。主題について、流れるような調べについて、自…
前回までに454曲うたって、今日は1991年の続きから。 1991年(2回目)・あの頃のように(single version)(障子久美) ・ALONE(B'z) ・永久欠番(中島みゆき) ・遠雷(松任谷由実) ・想い出の九十九里浜(Mi-Ke) ・風の中で(観月ありさ) ・格好悪い…
2ヶ月前、『にず』の読書記録に「今読んでいる歌集がパタッと読めなくなった」みたいなことを書いていたのだけど、その歌集がまた楽しく読めるようになったので読みました、という記録。 著者の高島裕さんは、2020年6月から「未来」の選者をされている歌人。…
1990年の続きと、1991年をちょっと。カラオケ以外のことも(多少は)やってるのだけど、なかなか記録する時間がない……。 1990年(5回目)・Miss BROADCAST(松任谷由実)・道標(徳永英明)・雪のクリスマス(DREAMS COME TRUE)・夢を信じて(徳永英明)・…
ここまで、429曲歌った。今日は1990年の続き。それと、ちょっとほかのやつも。 突然のドラえもんタイム。・少年期(武田鉄矢)・わたしが不思議(大杉久美子)・ドラえもんのうた(山野さと子) 1990年(4回目)・ニュー・ムーンに逢いましょう(Wink)・ひ…
ここまで410曲。今回も1990年の続きを。 1990年(3回目)・壊れかけのRadio(徳永英明)・サイレント・イヴ(辛島美登里)・桜坂(槇原敬之)・さよなら人類(たま)・さよならを待ってる(DREAMS COME TRUE)・残暑(松任谷由実)・3分後に捨ててもいい(中…
前回の記事はこちらに。今日はP43から最後までを。 クラファンのときに、そして今作のあとがきにも、野樹かずみさんは「自分の作品はともかく、蝦名泰洋作品を読んでくれー!!」(意訳)という思いを綴っているけど、読者としては「野樹作品もすごく良いの…
5月に金ローで放送していたものの録画を、やっと観られたメモ。 前知識としては、こんな感じ。・アニメ版ルパンは単発で何度か観たことがあって、面白かった記憶あり・美味しそうなミートボールスパゲティが出てくる・高い塔からの脱出みたいなシーンがある…
原作漫画「映画大好きポンポさん」シリーズが大好きで、この映画もぜひ映画館で……!と公開当時(2021年)に思ったのに、実際に観にいくまでの調整が出来なかった、そんな作品。アマプラだと、レンタル料が505円かかるけど、まぁただみたいなものです。 スト…
不思議なチョコレート工場の見学チケットを手に入れた、五組の親子のドタバタを描く、ファンタジックでちょっとミステリアスな物語。 夏だ!一番・おうち映画まつりの第一弾。8歳児&13歳児が楽しめそうなものを……ということで、私も長らく気になっていたこ…
ここまで400曲歌った。今日は1990年の続きを。 1990年(つづき)・Aはここにある(松任谷由実)・おどるポンポコリン(B.B.クィーンズ)・北の国の習い(中島みゆき)・君の昔を(中島みゆき)・去年は、8月だった(今井美樹)・Keep On "Keeping On"(永井…
ある日のTwitterのTLに、歌人・野樹かずみさんの呟きが流れてきた。それは、「去年亡くなった歌人、蝦名泰洋さんの歌集を出版したい」というプロジェクト(クラウドファンディング)の募集のお知らせだった。何気なくリンク先の詳細ページに飛んで、紹介され…
コナンとのつきあいは、「昔、漫画を5巻くらいまで持っていたなー」「20代後半くらいの頃に、先輩がドはまりしていた気がする」程度。映画やアニメは見たことがなかった。 あとは……映画ドラえもん的な「大人が見ても面白い」作品群であるらしいとか、映画版…
ここまで390曲、今日からいよいよ1990年に突入。 1990年・会いたい(沢田知可子)・逢いたくなった時に君はここにいない(サザンオールスターズ)・愛は勝つ(KAN)・Adesso e Fortuna~炎と永遠(Sherry)・雨(森高千里)・ANSWER(槇原敬之)・あー夏休み…
「未来」誌を読んでいるとき、小貫さんの歌集の広告が、同じ号に何度か挿入されていることがあって、しかもそれぞれ違う歌集で、どういうことなんだぜ……?と密かに思っていた。 今回読んだ『みもざの丘』は、そんな小貫さんの第18歌集。……18!?と二度見した…
この初夏は、なんとなく紫陽花が気になってあちこちで写真を撮っていた。せっかくなので、図書館で図鑑を借りてきて、それぞれの名前を調べてみましょうか。たしか、「墨田の花火」とか、良い感じの名前の品種がけっこうあったはず。 そんなこんなで、借りて…
前回はこちら。今回は、P58から最後まで。 改めて、日々のちょっとした、心がささくれるような瞬間をスルーしない歌集だな、と思う。本当に、すごく好きな一冊だった。 色々と共感する歌は多いけど、特に呼び鈴の歌(下に引用)はハッとなった。住人と一緒に…
ここまで380曲。長かった1989年もそろそろ終わりそう。 1989年・フェアウエル パーティー(ハイ・ファイ・セット)・LAT 43°N~forty-three degrees north latitude~(DREAMS COME TRUE)・PRIDE(CHAGE&ASKA)・ホームワーク(松任谷由実)・未完成(中島…
私のTwitterのタイムラインは、主に短歌とゲームとアニメと猫への愛と悲鳴が飛び交うタイムラインになっている。そして、もちろん自分の守備範囲外のジャンルの話も常に飛び込んでくる。具体的には、デレマスのナターリアと、戦う刀達と、館コレや原神のファ…