日々の進捗

本条さんが読んだり遊んだりしたもののメモ

映画「Disney's クリスマス・キャロル(吹替版)」

  • うちの子たち、「ディズニーのキャラクターにスクルージという名のお金持ちのアヒルがいる」(そしてそれはドナルドダックの伯父である)という知識はあるけど、その元ネタ、もしかして知らないな……?

  • 気づいてしまったからには観ようじゃありませんか。
    映画「クリスマス・キャロル」には、アマプラにあるだけでも実写版が3種類、アニメ版が1種類、人形劇版が1種類あり……他にも例の「ミッキーのクリスマスキャロル」をはじめとして幾つもあり……私が観たことあるやつはどれなんだぜ……?
    まぁ、子どもと一緒だから、ここはアニメ版にしてみましょうか。一番新しい2009年の作品なら、私も確実に初見だし。

  • ストーリーは……裕福だがケチで性格に難のある老人・スクルージの元に、ある晩、数年前に亡くなった友人・マーレイの霊が訪れる。マーレイはスクルージに「己の生き方を悔いている」と語り、「自分のようにならないでくれ」「これから3体の精霊がやってきて、お前を導いてくれるだろう」と予言する。かくして、スクルージの元に、それぞれ「過去」「現在」「未来」を見せてくれる3体の精霊が訪れるのだが……。

  • 孤独な老人・スクルージが、過去や未来と向き合うことで、己の生き方を省みて、少しだけ色んなことが変わったかもしれない……という物語。
    クリスマス時期の物語だし、キリスト教的・寓話的な内容でもあるので、なんというか、「正しく本来のクリスマス」という雰囲気の作品です。

  • 3体の精霊のあたりは覚えていたのだけど、マーレイの霊とか、クラチット(部下)の末子・ティムのくだりだとか、細部を全然覚えてなかった。
    一度記憶の蓋が開いたら、「あー、確かこの辺で、grave(棺桶)とgravy(肉汁)をかけたジョークが……出てこんのかい!」みたいなことまで思い出したのだけれども。このあたり、原本の記憶なのか、別の映画の記憶なのか、そこまではわからないな……。

  • アニメだから「過去のあるシーンに飛んでゆく」みたいな表現はダイナミックなのだけど、個人的な好みで言うと、「冒険っぽさ」「音とタイミングでびっくりさせる」みたいな演出が過多だったなぁ。
    まぁ、子どもには飽きなくていいか……と横を向いた本条さんが見たもの、それは、がっつり寝オチしている子どもの姿でした。えー。