- コナンとのつきあいは、「昔、漫画を5巻くらいまで持っていたなー」「20代後半くらいの頃に、先輩がドはまりしていた気がする」程度。
映画やアニメは見たことがなかった。 - あとは……映画ドラえもん的な「大人が見ても面白い」作品群であるらしいとか、映画版は冒頭で世界観の説明があるので初見のひとにもやさしい、などは聞いたことがある。
- この「から紅の恋歌(ラブレター)」は、2017年公開の劇場版。
実は当時、CMか何かをみて「おっ、百人一首がモチーフなんだ!……ちょっと、これは観たいな……」と思ったのだ。けれど、下の子がまだ2歳半とかだったので、無理ですねーはいはい解散、と。 - んでさっき、AmazonPrimeVideo画面をザッピングしながら、「夏休み中に(子供と一緒に)何を観ようかなー」なんて思っていたときに、ふとこの作品を思い出して。検索してみたら
Primeでの配信は15時間33分以内に終了
今から洗濯物を干して、13時に来客があるのでそれまでに、でもその前にお昼ご飯を、夕方に用事が、うおおおおお-!!
……と、なんとか頑張って、(家にいた上の子と一緒に)ギリ観られた。よかった。 - ストーリーとしては、競技カルタ界の重鎮を中心に様々な事件が起こりつつ、服部(「せやかて工藤」でおなじみの人)を巡るラヴ騒動が展開して……というもの。
と書くとなんだか地味な物語のように見えちゃうけど、実際は「冒頭でまず犠牲者が!」「開始早々、テレビ収録中に爆破予告が!」と、しょっぱなからドキドキ展開の連続であります。 - ミステリーとしても、「脅迫状にカルタが!」「失踪したかつての名人!」「競技カルタのためだけに作られた会場!」などなど、ツボをくすぐられる要素の連続で、わくわくしました。
あと、ネタバレになるので詳しくは書かないけど、犯人の動機とか、なぜこうなってしまったのか、みたいなところもとても良かった。 - アクションシーンとかは……まぁ「そうはならんやろ」な……いや、ここはコナン世界だから、そういうものと割り切った方がお得。いろいろド派手なので楽しいし。
- 総じて、とても面白かったです。
一緒に観ていた子どもも、退屈そうには見えなかったので良かった。
ただ、こういうの、下の子は途中で飽きてしまうかもしれないな……まぁ、そもそも「13+」ではあるしな。