- 「未来」誌を読んでいるとき、小貫さんの歌集の広告が、同じ号に何度か挿入されていることがあって、しかもそれぞれ違う歌集で、どういうことなんだぜ……?と密かに思っていた。
- 今回読んだ『みもざの丘』は、そんな小貫さんの第18歌集。
……18!?と二度見したくなる数だけど、1冊が70ページほど(各ページに2首ずつ)なので、よくある歌集の1/3量程度と考えれば……いや、それでも第6歌集相当だし、それらを推定2020年頃からハイペースで刊行し続けているので、やはり二度見案件なのであった。 - あとがきによれば、彼女は「80歳までに歌集を第20集まで出す予定(だけど今年の12月には80歳になるので、期限を2年延長するかもしれない)」らしい。いやはや、なにもかもスケールが違う。
娘のため祖母から届いた雛人形どちらもいなくて今年も飾る(P12)