日々の進捗

本条さんが読んだり遊んだりしたもののメモ

『日本の不思議な建物101』(加藤純)

  • いろんな建物の写真がみたい、でも、建築に詳しいわけじゃないから、ガチガチの建築本だと難しい……みたいな気持ちで図書館に足を運んだとき、出会った本。

  • というのも、以前の「春だしハルヴァ探しに行く・2」のときにお邪魔した「東京ジャーミイ」(写真)がすごく雰囲気あって、なにかそういうのが載ってる素敵建築の本を見てみたいなぁ(そしてあわよくば実際に建物を訪れたりしたいなぁ)と思ったのだった。

  • さて、本題。こちらの本は、章が「カラフル」「うねうね」「●、■、▲」などで構成されている。そして、それぞれにカテゴライズされた建物が10種類ずつくらい、写真と文章で紹介されている。写真はおっきくてカラー、説明文も一般向けという感じで、「何に使われている建物なのか」「どんなテーマで作られたのか」などが簡単に記されている。読みやすい。

  • 利用したことのある建物が出てくると「うおー」ってなる。また、よく使ってる建物だと、慣れてしまってなんとも思わなくなっていた(けどよく考えたら不思議なデザインだな!)ってことに改めて気づいたりもして。

  • ただ、この本に収録された建物のいくつかは、発行された2016年の段階でもう取り壊されてしまっている模様。2023年の今だと、もっと減っているのだろう。残念ではあるけれど、たしかに、見た目のインパクトが大きい反面、維持は大変そう……。

  • 収録されている中で特に印象的だったのは、横浜薬科大学図書棟かな。本書には、もうちょっと引きの写真が載っていて、なかなかのインパクトだった。

  • 以下は雑談。この本には載っていないけど、個人的に好きでたまに見たくなるのが吉祥寺の白耳義館(写真)。それと、まだ遠巻きにチラ見したことしかない三鷹天命反転住宅と、その親玉みたいな岐阜の 養老天命反転地も気になっている。

  • 更に話は逸れるけど、一緒に借りてきたのが『イヌとネコのふしぎ101』という本だったので、なんでこれもそれも101なんじゃ、101なのはわんちゃんだけでよろし、と思ったけど実際わんちゃんの本だったわこれ。まぁ、建物にしたって、100より101の方がお得感があるか。