- 前回はこちら。写真左が「東京ジャーミィ」のハラルマーケット、右が武蔵境のヨーカドーです。
- まず食べてみたのは、ハラルマーケットの要冷蔵棚にあった「ミートボール」。「ミートボール」としか書かれていなかった上に、パッと見は肉っぽくないし球体ではない謎物体。揚げ物のように見えるけれども……？
ともあれ、実食！……おおう？……なんだこれ、おしゃれレストランで出てくるパテやリエットみたいな味わいだ。辛みはないんだけど、かなりスパイシー。そして、つなぎ（なのかな）としてお米（なのかな）が入っていて、食感もちょっとおもしろい。20%につられて買ってきてよかったー！
なお、端っこの黄色っぽいのはミートボールではなく、マッシュポテトにチーズを練りこんだ的なものだった。やさしい味がして、チーズのコクも感じる。 - ココナッツスコーン。こちらは、裏を見たら製造元は杉並区だった。ぎゅっとしてて、期待通りにおいしい。なにげに、スコーンって今まで「ノーマル」「チョコチップ入り」しか食べたことがなかった気がする。
- 桑の実ジャム。こちらも期待を裏切らないおいしさ。
ちょっと疑問なんだけど、ベリー系のジャムってだいたい固い種的な粒々が入ったままなの、どうしてなんだろう。取り除くのに手間が掛かるからなのか、そこにペクチン的な成分が含まれていてジャムに良い作用を及ぼしているのか。 - バクラヴァ（くるみ）。二層のパイの間に、ごろごろとクルミの入ったペーストみたいなものが挟まっていて、下層のパイがシロップでひたひたになっているお菓子。かなり甘いけど、パイの食感とかナッツの風味とかが立っていて、変化があるのも良い。某「世界一甘いお菓子」（一口ドーナツのシロップ漬け）のようなしんどさはない。お茶と良く合う。
- ハルヴァ（くるみ）。写真で言うと、右の小さめで黒っぽい方。そもそもの発端となった漫画『鍋に弾丸を受けながら 2』には、「日本でもハルヴァを探してみたが、ドバイで食べたものほどのハルヴァにはまだ巡り会えていない」という記述があったので、期待値を上げすぎず、でもわくわくと実食。
……食べたことあるもののなかで、一番近いのは「ごまの効いた月餅（くるみ入り）の、餡のところだけを齧っている感じ」かも。小豆だけのあんこのなめらかさじゃなくて、ごまの、ちょっとシャクシャクした歯触りがあって、しっとりほろほろしてる。そこに、良い感じにうすーくココア風味が混ざってる。おもしろいなー。甘いけど甘すぎない、餡くらいの甘さ。「これ、新作の和菓子です」といって緑茶と一緒に出されたら信じてしまうと思う。美味しい。
左は「ノーマルタイプ」で、こちらはまだ未開封。賞味期限が一年以上先なのもうれしいところ。 - 竜眼（生）。これは、ちょっと前に読んだ記事に出てきて、気になっていたもの。竜眼って、缶詰やドライフルーツは昔からあったけど、生のものの輸入が解禁になったのが去年の11月くらいらしい。そんなホットなフルーツが、なんかふつうにヨーカドーにあったので衝動買いした。
夕飯後のデザートに出す、つもりだったけど、夕方に一個だけこっそり味見しちゃいましょう。……うまー。ほぼ「小型ライチ」だな。食べ比べたら違いがはっきりするのかもしれないけど、ライチ自体も冷凍のものを五年くらい前に食べたきりだから、あまり差がよくわからない。こちらは冷凍ものではないので、水っぽさがなくてフレッシュだ。よいよい。
……？……なんか、ちょっとのどがイガイガするというか、口の中がかゆい気がするのだけど、気のせいかな。
二時間後。さっき味見したとき、ちょっとアレルギー疑惑な感触があったので、今度は半分だけ食べて、様子を見ましょうか。むきむきー（ここまではさっきと一緒）。指で半割りー（これが良くなかった）。半分だけ食べてみて……んんん、やっぱり、時間差で口の中がちょっと変な気がする。でも気のせいかも……？
……お？おおお！？右手人差し指のささくれのところに、めっちゃ沁みて痛いんですけど！？第二関節から上が赤くなってちょっと腫れてませんこれ！？
幸い、指は10分程度で元に戻ったのだけど、その後数時間ほど、体があちこちが突発的にかゆくなる現象が。あー……残念だけど、これは私、やめておいた方がよさそうですね……。
このまま家にあると、また数日後に「あの日は寝不足だったのでは？今日ならワンチャン？」とか挑んで返り討ちにあう未来しか見えなかったので、残りは近所の友だちに引き取ってもらいました。
生フルーツはこういうことがあるから、これからもうちょっと慎重になろうと思った。私、花粉症系のアレルギーをそこそこ抱えてるから、体調によっては生野菜とかも反応しちゃうのよね……。 - それはそうと、「ハルヴァ」なども登録されている「あすけん」（ダイエットサポートアプリ）はすごいと思ったのだった。
