- ここまで474曲。今日も1991年の続き。……本当は先週の分なんだけど、ブログを書く時間がなかった……。
- 1991年(4回目)
・千の夜と一つの朝(ELLIS)
・卒業(渡辺美里)
・それが大事(大事MANブラザーズ)
・タイムリミット(松任谷由実)
・誰も知らないブルーエンジェル(工藤静香)
・Choo Choo TRAIN(ZOO)
・追憶のヒロイン(Wink)
・翼をください(川村かおり)
・伝説の少女(観月ありさ)
・TONIGHT[Is The Night](B'z)
・遠い街のどこかで…(中山美穂)
・どんなときも。(槇原敬之)
・トーキョー迷子(中島みゆき)
・夏の魔物(スピッツ) - 「追憶のヒロイン」は好きな歌なので………あれ?点が振るわんぞ……?
1回目は88点、泣きの2回目も89点だったので、これ、さては難しいな!?
いったん諦めます。好きなのに……。 - 「翼をください」(川村かおり)は久しぶりすぎて、「へぇ、こんなアレンジだったんだー」みたいな新鮮な驚きがあった。
彼女の歌では「Russian Blue」が無茶苦茶好きなので、カラオケに入ってほしい。 - 「伝説の少女」は……ん?……ああ、私が歌えるのは「風の中で」だったようです。どちらも作詞・作曲:尾崎亜美なので、もしかしたら昔、カセットか何かを持っていたんじゃないかと思うんだけど……。
- 「TONIGHT[Is The Night]」は、89点くらいで惜しかった。惜しかったけど、ちょっと細部が自信ないので、今回はギブで。
- カウントは11曲で、ここまで485曲。1991年、半分くらいは来たかな?
歌集『川端通り』(石井幸子)・2
夫や子の話はしない不文律ゆるく守りて菓子を分け合ふ(P191)
五欲なき吾子と社会のあひだには壁ありて子に障害をなす(P239)
- 本編も良かったけど、あとがきもまた印象的だった。
自作品を再読してみますと浪漫的であったり皮肉屋であったり、へなへなと弱いかと思えば肝っ玉母さん(中略)われながら役者の備忘録を読んでいるような気がしました。そしてその全てを統御している鵜匠のような<我>を想像すると気の遠くなるような感じがしますが、あまり考えず多面的な人間であるということで自分と折り合いをつけているところです。(P246~247)
カラオケ、古い方から全部うたう・36
- ここまで464曲。今日も1991年の続きを。
- 1991年(3回目)
・さよならイエスタデイ(TUBE)
・サンド キャッスル(松任谷由実)
・Just U(米米CLUB)
・ジャングル プリンセス(PRINCESS PRINCESS)
・少女時代(原由子)
・情熱に届かない~Don't Let Me Go~(松任谷由実)
・白い2白い珊瑚礁(Mi-Ke)
・C.Q.(中島みゆき)
・SAY YES(CHAGE&ASKA)
・Say Anything(X JAPAN)
・SEVEN YEARTS AFTER(PRINCESS PRINCESS) - 「Just U」は、いつもの「本編はクリアしたけど最後のおまけを覚えてない」パターンで89点くらいでした。惜しい。
- 「C.Q.」には15年振りくらいに久しぶりに触れたけど、改めて歌詞をみると、SNSに浸かった現代人からも共感を得る内容だなぁと思った。
「ただ聞いてみたいだけ」
「どうでもいいようなことただ聞いてほしいだけ」
「咲いてた花のことや 拾ったボールのこと」
これいつもTwitter(X)とかでやってるやつや……。 - ユーミンは、アルバムでいうと「DAWN PURPLE」の頃。
この前の「天国のドア」までは、親の持ち物として元から家にあったもので、ここから先は自分がリアタイしていたもの。ちょっと感慨深い。
特に、「情熱に届かない〜Don't Let Me Go~」は発売前後にラジオで死ぬほど聞いた。併せて「♪トーキョーエフエーム エイティーポインゼーロー」って幻聴まで聞こえる。 - 10曲うたって、ここまで474曲。1991年、たぶんあと4,5回は続くはず。
珍しいものいろいろ飲み食いする・5
- この夏の分をまとめて。
- ひとつめ、「ZiO フォー」(吉祥寺店)の牛肉フォー。
- スープに魚醤が入ってるのかな?辛みはないし、食べやすいのだけど、どこかエキゾチックな味がします。牛肉たっぷり。「牛肉フォー」だけで5種類ある(肉の部位が違う?)ので、食べ比べも面白そう。
卓上にいくつかスパイスや調味料(辛いのとか酸っぱいのとか)が置いてあって、味を変化させながら食べられるのも面白い。
他に、「鶏肉フォー」「バインミーサンド」などもある。 - ふたつめ、「上海楼 刀削麺館」(武蔵境)。
→食べログ
- YouTubeなどで削る動画を見ると気持ちいいやつ。(こういうのとか)
ラーメンよりも、うどんの仲間なのかもしれない。それも、きしめんとかほうとうとか、そっち系の。麺は横に太くて、もっちりしてる。
私は麻婆豆腐が掛かってるやつをオーダー。ちょっとピリ辛なので、子どもはやめておいた方が良さそう。大人ならふつうに大丈夫。おいしい。でも量は多い。(ちょっと食べきれなかった。)
子どもが頼んでいた「豚バラ刀削麺」の方は、辛くないので幅広い層に。上に、分厚いチャーシュー……というかもはや角煮……が何枚も載っているので、ボリュームはすごい。(だいぶ食べきれなかった。) - みっつめ。庭のヤマボウシの実。いきなりテイストが違うけど、一緒にまとめてしまおう。
ヤマボウシに実がなるのは知っていたのだけど、ぶつぶつしてちょっと不気味なので、「これ、食べられるのかな?」みたいな発想がそもそも無かった。のだけど、最近「野食ハンター茸本朗さんのチャンネル」を観てる影響か、ふと気になって調べてみた。で、食べられることが分かって。それが春頃の話。
やっと旬になったので、実食。
正直、あまりそそられるフォルムではないのだけど……ネットで調べると、けっこう「自然になる木の実にしてはうまい」「バナナやマンゴーのような甘さ」などの記述があるので、すごく渋いとかではなさそうなんだよな。
皮を剥いてみる。思ってたよりだいぶ柔らかくて、果物感がある。どれどれ……おお、食感はざりざりしていて、洋なしっぽいな。そして、ちゃんと、しっかり甘い。柿っぽい……それと、ネット上のレビューで見かけた南国の果物っぽい雰囲気もある。
えっ、なんだこれ、「食べられる」というより「美味しい」だ。びっくり。これからもうちょっとちゃんとお世話しよう。
歌集『川端通り』(石井幸子)・1
- 私が次席を頂いた「第9回 中城ふみ子賞」の、大賞を受賞された方の第3歌集。受賞作「さをりの空」を含む397首が収録されています。
- 連作「さをりの空」は、「短歌研究」に掲載されたときにもちろん拝読していて。
主題について、流れるような調べについて、自他をみつめるまなざしについて、当時、いろんなことを思った。とても端的に言うなら、「なるほど、これはたしかに大賞作品だ」と。 - というわけで、この歌集が出ると聞いたときはとても嬉しかったし、絶対読みたいし読まなきゃいかない歌集だ、という強い思いがあった。……のに、一年近く経過してしまったのは、まぁ、その。
- 歌集として改めて読んでいくと、受賞作の研ぎ澄まされた感じ、だけではない、「いつもの歌」という印象のやわらかな歌、おもしろい歌にもたくさん出会えるのが良いと思う。
その土地の季節の移り変わり、日々のほんの一瞬のなにか、家族とのささやかなあれこれ。
コンテスト的なものに応募する歌というのは、どうしても、テーマ性やストーリー性の強いものになりがちだけど、読者としても作者としても、こういう「いつもの歌」を大事にしたいな、と思う。どちらが上だとかではなくて。 - 今日はP146まで。次回、続きから、たぶん最後まで。
巡行の去りたる端より手際よく信号ともる河原町通り(P58)
たかむらを風ふきわたる光琳の雲よりかろき宗達の雲(P111)
夫とわれなにを競ひて譲らざる旅の些細な記憶違ひを(P138)
カラオケ、古い方から全部うたう・35
- 前回までに454曲うたって、今日は1991年の続きから。
- 1991年(2回目)
・あの頃のように(single version)(障子久美)
・ALONE(B'z)
・永久欠番(中島みゆき)
・遠雷(松任谷由実)
・想い出の九十九里浜(Mi-Ke)
・風の中で(観月ありさ)
・格好悪いふられ方(大江千里)
・9月の蝉しぐれ(松任谷由実)
・GOOD-DAY~思い出に変わるなら~(岡村孝子)
・クリスマスまで待てない(渡辺美里)
・サッポロSNOWY(中島みゆき) - 「あなたにサラダ」は歌わなかった(細部がうろ覚えな気がした)けど、検索したとき「あなたにサラダ以外も」って曲があるのを知って、おもろかった。
- 拙作に
何もかもがそうじゃないんだ カラオケで君の十八番を歌ってみても
/本条 恵
という短歌があって、これはB'zイメージでつくった歌です。
B'z、大好きなんだけど、歌ってるとコレジャナイ感がいつもある。こればかりは、たぶんずっとこのままなのだろうと思う。 - 「想い出の九十九里浜」、作曲は織田哲郞だったのか。謎の納得がある。
- そして、大江千里の「さよならも言えずに」をカラオケに入れて欲しい会会長の本条です、どうぞよろしく。……お店のカラオケには、機種によっては入ってることもあるんだけどなぁ。おうちでも歌いたいなぁ。
- 「クリスマスまで待てない」は中盤がうろ覚えすぎたー。
- 10曲歌って、ここまで464曲。次回も1991年。たぶんあと5回くらい1991年。
歌集『雨を聴く』(高島裕)
- 2ヶ月前、『にず』の読書記録に「今読んでいる歌集がパタッと読めなくなった」みたいなことを書いていたのだけど、その歌集がまた楽しく読めるようになったので読みました、という記録。
- 著者の高島裕さんは、2020年6月から「未来」の選者をされている歌人。1996年に「未来」に入会され、2002年に退会、2016年に再入会。
私は2013年入会なので、まだ「未来」のあれこれがあまりわからないなぁっていう頃に、先輩方が「あの、高島裕が、ついに未来に帰ってきたぞー!」みたいに熱気を帯びていたのが印象的だった。 - そんな高島氏の第三歌集(2003年)。
氏の「未来」掲載歌はよく拝読しているけれど、それらと比べるとだいぶ「若さー!」という印象。
今の氏の作品にも感じる「愛の熱っぽさ」「憤り」みたいなもののうち、特に「愛の熱っぽさ」が色々な意味でよりストレートに表現されている歌集だと感じます。 - 愛や性のみずみずしさ、みずみずしすぎてたまにちょっと気持ち悪いなってなるくらいのそれがある。
その「気持ち悪さ」は、「色気が強すぎる」「直接的だ」みたいなことではなくて、熱狂しているものが放つ気持ち悪さというか……一首引かせて頂く。
噛み過ぎて味の消えたるガム、そつと口移しせり形見のやうに(P117)
- 噛みすぎたガム、平常心なら口移したくない。でも、それにさえうっとりするような愛や情や欲がこの一冊を包んでいて、それに対して「うっ」となってしまう、のだと思う。
- そんな「平常心」で読むと、「その熱が心地よい」が9、「うっ」が1、という手触りなのだけど。
6月頃は、個人的に(夫婦的に)色々とあった、というか逆になさすぎて、「これはさすがに我慢しすぎではなかろうか」ということが静かに溜まっていた時期だったので、「平常心」ですらなくて。
そういうときに純度の高い「愛」を見せつけられると、「うっせぇ!(怒)」という八つ当たりのような気持ちしか生まれず、こりゃ今はダメだな、と一時離脱したというのが「読めなくなった」の概要なのでありました。 - 最後に、印象的だった歌をいくつか引用して終わります。
君ぢやない人たちに会ふ、会ふために軍装をととのへゆく真昼(P13)
みづからの悲しみを深く信じつつ女(ひと)は涕(な)きをりわが腕のなか(P110)
やがて深くふかく悲しむ時のため日溜りに咲き満つる思ひ出(P140)