日々の進捗

本条さんが読んだり遊んだりしたもののメモ

漫画 『マダムたちのルームシェア 2』(seko koseko)

  • 古くからの友人である3人のマダム(沙苗、栞、晴子)が、それぞれ人生の転機    子供の巣立ちや、配偶者の死などをきっかけに、ルームシェアをはじめるという作品。

  • 1巻を読んだときの感想が、Twitterに残ってた。以下にまるっと転載する。
    『マダムたちのルームシェア』、最初は「マダムかわいい」「はやくこれになりたい」な気持ちになって、徐々に「いつかこれになるために今をしっかりやりとげよう」な気持ちになり、そして「思いついた楽しいことはすぐやろう」な気持ちになり、結果的に今、ベランダにレジャーシート引いて月詠してる

 

  • 人生は楽しんだもの勝ちだな、と。
    それは「お金を掛けた豪華な旅」とかじゃなくて(それができるならもちろんそれも素敵なんだけど)、「ホットココアに隠し味を入れてみる」とか、「自分にはもう似合わないと思っていた服を着てみる」とか、「近所の夏祭りの屋台で優勝してみる」とか。
    ひとりだと諦めてしまうもの、思いつきもしないことが、同居人と一緒ならできてしまう、そのあたたかさとたのしさが、じんわりと胸にくる作品。

  • 作者さんのTwitterをいつも拝見しているので、収録作品には見覚えのあるものも多いのだけど、描き下ろし部分もボリュームがあるのがうれしい。改めて手元に置いておきたくなる一冊。

  • 手元に置いておきたくなる、といえば、この「よさ」を子供とも共有したいな、と思ってあえて電書ではなく紙本で購入したのだけど……サンタクロース(クリスマスの夜のあれこれ)に関する逸話があって、これはまだ子供たちには見せられない本だった。盲点。