- ここ数日でP133まで。
- 自然に気負いなく向き合う、まろやかでゆったりしてる歌が多いのだけど、向き合うものが「父母の老いや死」などになると、それが鋭く読者に迫ってくるような感じがする。
- たぶん、作者は自然にも人にも同じように向き合っていて、これは読者である私の感じ方のちがい、というか、「人は何も特別な存在ではなく、自然と同じでこうやって朽ちてゆく」というのを提示されてたじろいでしまう、のだと思う。
貝殻とかもめの羽とスーパーにないものばかり渚にはある (P74)
父さんはもう死ぬことはないんだな遺影の前に麦酒を捧ぐ (P119)