日々の進捗

本条さんが読んだり遊んだりしたもののメモ

歌集『天飛む』(佐々木漕)・2

  • 数日に分けて、P58から最後まで。

  • 後半の方は、やや写実的というか、現実に即した歌が多くなる印象。

  • 前回引用したコンビニの歌を「未来」本誌で読んだときは、すごくお若い方なのかと思った。仕事や家族の歌を読むと、自分と同世代なのかと錯覚するし、リタイヤや自然の歌を読むとだいぶ先輩なのだなと気づく。そんな歌集だった。

 

二つ切り西瓜を購いもう半分は抽象として浮かせて帰る(P114)

つづまりは人の苦しみ見ておりぬ駅伝過ぎて国道静まる(P155)


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