日々の進捗

本条さんが読んだり遊んだりしたもののメモ

歌集『天飛む』(佐々木漕)・1

  • タイトルの読みは「あまだむ」。未来短歌会・黒瀬欄のかたの第1歌集です。

  • 今日は、最初からP57まで。

  • 「未来」本誌で読んで好きだった歌と歌集で再会するとき、謎にテンションがあがってしまう。同結社あるある。

  • しっとりとしたポエジーと、日常感……というか作者の具体的なリアル……みたいなものが、ほどよく混ざり合ったり、どちらかに傾いたり、そのどちらも素敵な歌集。

 

朝という硝子の鹿を御しながらいつもの珈琲コンビニに買う(P30)

日焼けせし歌集の頁に涸れ川の流れのごとく栞跡あり(P56)


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